1954-12-13 第21回国会 衆議院 郵政委員会 第1号
そこで労働基準法とか人事院規則とか暫定協約とか、その他慣例とかをそれぞれ適用するのだという、その具体的な扱い方はともかくとして、その前にまず従業員の人格なり健康なり、あるいは労働の各条件なりを守つて、官として、使用人としての義務を履行して行くというような面は、どうしても基準法本位になることが私に正しい考え方だろうと思う。
そこで労働基準法とか人事院規則とか暫定協約とか、その他慣例とかをそれぞれ適用するのだという、その具体的な扱い方はともかくとして、その前にまず従業員の人格なり健康なり、あるいは労働の各条件なりを守つて、官として、使用人としての義務を履行して行くというような面は、どうしても基準法本位になることが私に正しい考え方だろうと思う。
ところが今回はそういうふうな便宜的な、といつても必ずしも必要でない便宜、それによつて官という言葉が濫用されておる。自治体警察の地方公務員、これに官という名称をつけるという一つの新例ではないかと思うのでありますが、そういうことが適当であるとお考えであるかどうか、これをお伺いいたしたい。
しかしよく考えてみますると、警察隊長というのは一町の中国の官吏のように一族郎党を連れて行つて官につかせるわけではないのであつて、大海の中へぽつんと入るように見知らぬ他郷に行つてそうして事務をとるのですから、これはうまが合わなければうまく行かないにきまつておるのでございます。従つて輿論の制約というものは相当大きいと私は思います。
それから第三の点は、予算が示達がありまして購入された長崎丸についてでありますが、購入契約につきましては全部ができ上つて払うのが当然でありますが、普通の年度区分のような場合には小切手を切つて官が持つておるというようなことも行われておる事態がしばしばあつたと思いますが、まだできていないのに全額払込んでしまうということは、将来に問題が、これは問題が最後には解決いたしましたけれども、問題が起り得る場合が非常
その点が所有権と管理の問題が非常にまずいのでありまして、やはり民間のかたが自分のところの必要から設備をされるのに、その経費を出されたときにはやはり所有権は向うにあるのが至当ではないだろうかと我々は考えたわけで、それからもう一つは、今申上げたように、勝手に民間で殆んど全面的にやつておつて、それがGHQの指令によつて官で皆やるようになつて、その結果むしろよかつたという結果を招いておるのだろうと私は思いますが
それから次に、今度の提案された法案の中でいろいろありますが、特に組合その他からも要望があるのですが、修理ですね、機械の修理その他を民間にやらせるというようなことが方針でいられるように考えるわけなんですが、これは非常に我々として不可解だと思うので、もともと民間にあつたやつを無理矢理にいろんな反対を押し切つて官が接収したような恰好になつている。
しかしその予想がはずれまして、物価上昇は進展し、従つて官公吏の給与引上げということになりますと、これはやはり補正予算の問題になつて来る。しかもその場合に従来のような自然増収はあまり期待できない、多少給与引上げに伴うはね返りはございますけれども、大した期待はできないと思う。
憲法第二十五条に保障する健康にして文化的な最低限度の生活をすることができるようにするためには、人事院のような別個の権威ある機関をこしらえておいて、その勧告に基いて給与をきめるということが最も正しいのであつて、官公吏の月給、給与というようなものが、常に時の政府の単なる財政的理由と称するものによつて左右されて、これらの人々の生活が安定できないということでは、私はほんとうに国家的な機構というものは動いて行
以上三つの国有財産に関する事件を通じ、いかにもその取扱いが粗雑であつて、官公吏の国有財産に対する認識の程度が低く、無責任であることが判明したことは、まことに遺憾であります。
従つて官という人をさしているというところ、従つて極端に申し上げますならば、十八歳の巡査も相当多く協力者を指揮する権限が与えられるという場合が、予想せられるわけであります。従つてそういうふうな精神は、たとえば警察官侮辱罪というようなものをかつて持つておつた当時の制度に、だんだんもどつて行くような考え方を盛り込んだものと指摘しなければならないわけであります。
ところで将来物価が上昇し、それに伴つて官公吏のベース・アツプも行われるようなことになつた場合に、このままではアンバランスになるじやないかということでございまするが、もちろんそういうときには、臨時国会なりあるいは通常国会におきまして、国の予算も補正予算その他の形で国会で御審議されることであります。
従つて官から特別扱いをしたり、またされたりするということであつてはならない。そこに私どもは新旧立法の基本的観念に相違があるということに着眼しなければならないと思う。次に第二には、これまでの選挙権は、国民が国家のために行使するものとされて来た。従つてここにもまた特別な取扱いをする根拠があるもののようにされて参つて来た。
えいたしますが、先般申上げましたように、私どもといたしましても、全公務員諸君の非常な大事な行政を扱われる人事官でございますから、先ず以てその公務員の諸君から人格的にも尊敬されるような立派なかた、即ち公務員法第五条にいいますところの適格性について十分注意を払いまして、それは單に曽つて追放せられておつたとか追放せられておらなかつたとかいうことは別としまして広くこれは渉猟しまして、或いは学者方面、或いは曽つて官
二十五條の規定、前三條の規定によらなければこれこれのことはできん、前三條の規定によつて官を失うこともある、職務を停止することもある、又俸給も減額されることもある。二十五條のものは、即ち二十三條のこれによつて左右されるんじやないのですか。
もとよりスポーツは民間にまかすべきものであつて、官がこれを指導するという立場ではございませんけれども、しかしながら現在かかる文化の交流に際しては当然積極的なる方針をもつて当られるべきものだと考えるのであります。しこうして来年は、国民が最も大きな関心をもつておるヘルシンキのオリンピツク大会が開かれます。
○川崎委員 私は総理大臣が国民の意思ということ、それから国民の自発的な行動ということ、こういうような問題については、下から当然沸き上つて来るべきものだ、あるいは政党などがやるべきことであつて、官がこれを指導するとかいうようなことをとるべきでないという基本的な考え方には、私も賛成なのです。
委員についてこのようなやかましい積極的な規定を置きますと、委員の選任が非常に困難になるのみならず、実際問題として事務局中心になつてうまく動かんのではないかというような御心配でございまするが、これは確かに行政委員会につきましての我が国の経験は非常に乏しくありまして、初めから非常に完全な姿で行くということは御指摘のように困難だと存じまするけれども、併し公安委員会と違いまして純然たる素人を以て充てる、従つて官
その意味から行きますると、私は今の二重的な性格から言つて、官公吏に少くとも年末手当を出す法案が國会に出されるわけであれば、今までの官公労から行きましても公社の者に対しましてもそうしたことを考えなければいけないのではなかろうか。
若し、第一案を採るということになつて、その代り別に予算的措置を講じて、二千円というものを官公吏に対する年末手当と同様に並行して支給するのであつて、官公吏と並行してということで、特別な措置が講じられるのだという期待に報いるために、そういうことをせねばならんということになれば、それならば予め政府当局とも、特別委員会は、若しさような決議案が採択された場合において、そういう予算的な措置を講ずる用意があるか。
そういう意味におきまして、この問題は今のように民営であつて官が非常にやかましく監督をしておるとこういうことになりますと、誰が一体責任を負うのか、責任の帰趨が明らかでない。これを野放図に民営に委せるということになりますと、これは又国民として電力のような大きな問題に関しては無関心であり得ない。